「Dr.HEMODY JASPER」とは?

「ドクターヘモディ ジャスパー」は、透析現場専門のシステムソリューションで、
それぞれの業務サポートに特化した機能を持つ3つのシステムによって構成されています。

「Dr.HEMODY JASPER」とは?

透析医療補助システム Dr.HEMODY

透析医療補助システム
Dr.HEMODY

患者様のデータ管理をベースに、定期処方、注射、 検査、ベッド配置を含めた
透析スケジュール作成が行えるシステムです。
また検査結果や分析値のグラフ表示、各種帳票印刷、マスタの設定が可能です。
システム画面は、「印刷する」「入力する」「表示する」「マスタ管理」の4つの基本機能と
日常よく使用する機能のみを抜粋した「日常操作」で構成されています。

主な機能

印 刷 透析記録用紙、使用資材予定表、臨時透析依頼書、検査結果一覧表、他
入 力 透析スケジュール、診療情報入力、検査データ取り込み、他
表 示 PとCaの治療指針、フェリチンとTSATの治療指針、適正透析分析、他
マスタ管理 薬剤マスタ、注射マスタ、検査項目マスタ、他

透析中情報支援システム CARE BOARD

透析中情報支援システム CARE BOARD

透析中情報支援システム
CARE BOARD

透析ベッドサイドで、透析中の経過記録や患者情報閲覧をリアルタイムに行えるシステムです。
クライアント端末はベッド1床に対して1端末を設置し、透析開始時に端末の電源をONするだけで、
「Dr.HEMODY」でスケジューリングされた、当日の患者様の記録画面が自動的に表示されます。
ベッドサイドをシステム化する事で、透析記録用紙などの印刷・配布・回収時間の削減が可能になり、
使用資材や処方・注射・検査の予実も確認できますので確実で効率的な透析業務が行えます。

主な機能

入 力 経過情報や処置のリアルタイム入力
表 示 スケジュールされた処方、注射、検査の予実表示
取り込み コンソールの情報や体重情報など各種計測値取り込み
自動生成 透析記録用紙やカルテ2号紙の自動生成
画像表示 シャント画像表示

自動体重計測値取込システム WIKI WIKI

自動体重計測値取込システム WIKI WIKI

自動体重計測値取込システム
WIKI WIKI

透析前後の体重計測値を
「Dr.HEMODY」や「CARE BOARD」へ送信するシステムです。
風袋、捕食、補液等を考慮した除水量の自動計算を行うことで、
計算や入力ミスを防ぎ、効率的で確実な業務を実現します。

主な機能

連 携 計測値を利用した他システムとの自動連携
風 袋 自由な風袋設定
アナウンス 受付や計測値の音声アナウンス
カード作成 災害時透析情報カードの作成

クラウド化とサーバ仮想化のメリット

クラウド化・サーバ仮想化で安全性や安定性、費用対効果が高くなります。

  • 省エネ& 省スペース化省エネ&
    省スペース化
  • 人的負担を 軽減人的負担を
    軽減
  • データ消失 リスクなしデータ消失
    リスクなし
  • 柔軟な システム拡張柔軟な
    システム拡張

詳しくはこちら

他社システムとの連携

“ドクターヘモディジャスパー”は、各メーカー様の電子カルテ・コンソール・検査システム・自動体重計、
その他機器類といった、医療現場で使用されている情報システム、機器との連携実績が多数ございます。
詳しい連携実績につきましては、弊社までお問い合わせ下さい。

他社システムとの連携

追加された新しい機能

より直感的に使えるシステムへ進化するべく、新しい機能の追加や画面設計の見直しを行いました。

新しくなった画面デザイン

新しくなった画面デザイン

パソコンに不慣れな方でも簡単に操作ができるように直感的で統一感のあるデザインに生まれ変わりました。使いたい画面の切り替えは、開いた「タブ」を選択するだけ。

ユーザー認証機能

ユーザー認証機能

ユーザー認証機能

ダミーですダミーです
ダミーですダミーです
ダミーですダミーです

ユーザー認証機能

<情報セキュリティ対応>
不正なデータ変更を防ぐために、権限を持つユーザーだけが入力や各種設定変更を行えるようになります。
<ユーザー毎の使いやすさ>
ログインユーザー毎によく使う機能のセットを登録できますので、毎回メニューから画面を探す煩わしさから解放されます。
データ入力時は自分専用のユーザー辞書に切り替わりますので、予測変換や単語登録を活用してスピーディーに入力できます。
<Myカレンダー>
全端末にMyカレンダー機能が搭載されていますので、透析ベッドサイドでもすぐに予定を確認する事ができます。
<操作ログ管理>
アプリケーション内の全ての入力操作に対して、日時、端末番号、ユーザー、内容のログ管理が可能。

進化した透析スケジュール機能

進化した透析スケジュール機能

進化した透析スケジュール機能

<スケジュール展開不要>
透析パターンの実施期間を設定する事で面倒な月次スケジュール展開作業が不要になりました。
<柔軟なスケジューリング>
その他にも曜日毎の透析条件設定、未来の指示変更、注射・検査の様々な実施間隔に柔軟に対応できます。
<管理料・指導料に対応>
特定疾患や慢性維持透析の管理料算定日の管理機能が追加されました。
文章入力サポート機能

文章入力サポート機能

従来のフリー入力やリスト選択に加えて、過去履歴からのDo、検査データ・透析条件の貼り付け直接画像に手書きできるシェーマ機能をご用意しました。

ご要望の多い機能を標準搭載

ご要望の多い機能を標準搭載

ご要望の多い機能を標準搭載

透析状況モニタ、管理料コメント、患者予定(他科受診)、フットケアなど

ご要望の多い機能を標準搭載

システムの導入イメージ

「ドクターヘモディ ジャスパー」は、あらゆる場面で透析業務をサポートします。
現場で生まれた“ゆとりの時間”は、患者様の安心につながります。

1.透析スケジュール管理 2.体重データの取込・送信 3.本日の実施予定を確認 4.除水量をコンソールへ送信 5.経過記録をリアルタイム入力 6.経過情報をコンソールからデータ受信 7.透析状況をリアルタイムで確認 8.各種患者のデータの参照 9.Myカレンダーで予定を共有 10.記録用紙・カルテ2号紙自動生成 11.充実したグラフ分析 12.実績データを電子カルテ等へ送信 システム導入イメージ

利用者の声

業務が簡素化されてミスの削減と効率化につながりました!

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透析スケジュール管理パターンからの自動展開で、
より使いやすくなりました。

体重データの取込・送信風袋や車椅子などを差し引いて
CARE BOARDへ送信

本日の実施予定を確認透析条件や指示・申し送り事項
などを確認します。

コンソールと連携できます!

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除水量をコンソールへ送信除水量を自動計算して送信し
ます。

経過記録をリアルタイム入力入力補助機能により、SOAP等のス
ムーズな入力が可能になりました。

経過情報をコンソールから
データ受信

全ベッドの透析終了時間が 一目でわかるので、送迎の手配もスムーズです。

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透析状況をリアルタイムで確認全ての「Dr.HEMODY」端末から透析状況
をリアルタイムに確認する事ができます。

各種患者データの参照回診時などにベッドサイドで過去の処方
や検査値、各種画像をすぐに確認できます。

手書きだと大変だった作業が面倒なく確実にできるので助かります。

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Myカレンダーで予定を共有自分の予定だけでなく、院内やグループ内
の予定を共有できます。

記録用紙・カルテ2号紙自動生成透析終了と同時に記録が終わり、ファイリング
が不要になりました。

医師の欲しい情報があるので治療計画の立案に役立ちます。

充実したグラフ分析検査、体重(注射、処方の組合せ表示)や、PとCaの治療指針、
適正透析分析など、充実したグラフ機能で分析をサポートします。

実績データを電子カルテ等へ送信適切なカルテ作成や診療報酬請求の手助けに
なります。

「クラウドサービス」とは?

「ドクターヘモディ ジャスパー」は、『クラウドサービス』を利用します。
『クラウドサービス』は、ネットワークを介して利用できるサービスで
一般的なインターネットを介さず、プライベートネットワークを構築することで
安全で高速な通信を行うことができます。

クラウド化のメリット

  • 省エネ・省スペース 省エネ・省スペース院内に設置する機器は主に「コントローラ」と「シンクライアント」のみ。どれも小型で省電力設計なので、サーバ室での管理は不要です。
  • 人的負担を削減 人的負担を削減施設様専用のサーバをクラウドセンター内で大切にお預かりします。院内での運用に比べ、施設様のサーバ管理負担が削減されます。
  • データ消失リスクなし データ消失リスクなしデータはクラウドセンターと院内のコントローラで常時同期。センター内でもサーバ環境ごと弊社管理サーバへ同期を行うので消失リスクはゼロです。

クラウドセンターと院内の運用比較

クラウドセンター 院 内
サーバ設置場所や空調設備 基本不要 安定動作を考慮した設備が必要
サーバ管理者の負担 基本不要 メンテナンスや緊急時の負担が発生
データの安全性 データ消失リスクなし 災害時に消失の危険性あり
機器障害リスク サーバに最適な環境で管理 温湿度や埃によるトラブルの可能性あり
電気利用料金 省電力機器のみ 大容量のサーバが常時稼働
動作レスポンス 院内通知と同等 ストレスのない処理速度
グループ施設様の運用 サーバ一元管理で管理負担とコスト減 施設様毎のサーバ設置でコスト増

おかやまクラウドセンターの設備紹介

弊社がご提案するクラウドサービスは、以前から取り引きのある
両備システムズ様の「おかやまクラウドセンター」とコロケーション契約を結んで利用しています。

おかやまクラウドセンターの設備紹介

おかやまクラウドセンターの設備紹介

センターの安心な設備と立地

NTT東日本エリアの施設様向けには、
関東のクラウドセンターと
別途コロケーション契約を結んで利用しています。
同じNTTエリア内のサービスを利用する事により、
高速な通信が可能になります。

空調完備地下の冷たい外気を最大限に利用し、
サーバ室を効率よく冷却する
空調システムを採用しています。
24時間365日
セキュリティ体制
建物内に幾重もの物理的な区画を設定し
レベルに応じて多様な装置を利用した
万全のセキュリティ設備です。
岡山という土地岡山県は温暖な風土であり
「晴れの国」と呼ばれ、快晴の日が多く、
台風や雪といった自然災害の
影響が少ない地域です。
電源安定供給異なった発電所より2系統受電した
冗長構成による安定した電力を使用し、
また、連続運転72時間を可能とする
自家発電設備を完備しています。
免震構造3つの免震装置を組み合わせる
ことにより、大地震発生後にも
継続利用できる構造です。
津波や水害リスクデータセンターにとって最適な立地に建設。海抜140m以上、海岸から15km以上
離れているため、津波の心配が皆無です。

システムの仮想化

「ドクターヘモディ ジャスパー」は、サーバ仮想化技術の一つ「画面転送型シンクライアント」を採用しています。
このシンクライアントの採用により、ベッドサイドでの透析中情報記録や閲覧が低コストで実現しました。

仮想サーバとシンクライアントの仕組み

シンクライアントは、プログラムの実行やデータの保存といった機能をクライアント端末から切り離し、
サーバ側に処理を集中させる仕組みであり、セキュリティ向上や運用管理コスト低減につながります。

仮想サーバとシンクライアントの仕組み

プログラムやデータはクラウドセンター内のサーバで動作していて、画面と入力情報を院内のシンクライアントに転送しているので、複数台同時に動作してもネットワーク負担は少なく、操作もストレスがありません。

システムの仮想化

仮想サーバの特長

システム拡張に 柔軟に対応できます!

  • 1台の物理サーバ上で複数の仮想マシン(仮想OS)が稼働。
  • 運用規模の拡大に対してサーバ本体の物理的な追加が必要無い。
  • サーバの余剰なリソースを使用して、柔軟なシステム拡張が可能。
  • サーバ環境のカプセル化によってバックアップやリストアが容易になる。

シンクライアントの特長

「シンクライアント」の採用で セキュリティが向上したり 運用管理が低コスト化されたんだ

  • サーバOS上でアプリケーションを稼働させ、複数のシンクライアントで共有。サーバOS上でアプリケーションを稼働させ、
    複数のシンクライアントで共有。
  • 処理は全てサーバ上で実行されるため、入力情報と画面情報のみシンクライアントへ転送。処理は全てサーバ上で実行されるため、
    入力情報と画面情報のみシンクライアントへ転送。
  • 本体のリソースを最小限に抑えられるため、省スペース・低電力・低価格なデバイスが多い。本体のリソースを最小限に抑えられるため、
    省スペース・低電力・低価格なデバイスが多い。
  • 搭載OSは不要なサービスやモジュールが削除されているため、起動が早い。搭載OSは不要なサービスやモジュールが削除されているため、起動が早い。

「Dr.HEMODY JASPER」 コントローラの役割

「ドクターヘモディ ジャスパー」をご利用の施設様には、
院内側に小型の制御用端末「HEMODYコントローラ」を設置させて頂きます。

本体設計
本体サイズは178(W) x 69(H) x 170(D)mm と小型サイズながら
長時間の連続使用に耐えられるよう強靭な設計になっています。
屋外での運用も考慮された筐体ですので、
整備されたサーバ室ではなくても透析室や事務室など設置場所は選びません。

本体設計

他システムとの連携
「ドクターヘモディ ジャスパー」と他システムのデータ連携をコントロールし、
公衆ネットワークの負荷軽減、ネットワーク障害時の運用継続性を高めています。
コントローラは院内の弊社専用LAN上に設置しますので、
レスポンスの良い連携を取ることが可能です。
データのバックアップ
データベースのレプリケーション機能により、
クラウドセンターと院内で常時データの同期を行っています。
災害時でも患者様の大切なデータを失うことがありませんので、
安心してシステム運用をして頂けます。
ネットワーク障害時の代替運用
サーバや公衆ネットワークの障害により正常なシステム運用が行えない場合、
コントローラの代替機能により、院内の環境のみで運用を継続する事ができます。
但し、システムリソースはサーバと比較して少ないため、
クライアント台数を限定した運用をお願いしております。

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